IROAS(イロアス) 公式メディア

IROAS(イロアス)の公式メディアです。IROAS(イロアス)が運営する一般公開型のオウンドメディア。日々進化を続けるIROAS(イロアス)の「今」や壮大な世界の中で起こる軌跡をご紹介します。

成長のベクトルを見誤ってはいないか?

Youです。

「ビジネスを成長させるためには何をすべきか?」

あなたは何て答えますか?

多くの人がこの問の答えを勘違いしています。

というより、ある偏った思考に支配されているとでも言いましょうか。

またこの問いは、前回から言い続けているいずれやってくる大きな変革の時代を生き抜くヒントにもなります。

今回のテーマは「成長の方向性」についてです。

パラドックス・フロッグ

南米に住む、あるカエルはとてもおもしろい特徴を持っています。

それは幼生であるおたまじゃくしの時には体が約30cmととても大きいのに、成長してカエルになると10cm以下に小さくなってしまうというのです。

その名も「アベコベガエル」。

ネーミングセンスもさることながら、とても不思議な生態をもった生き物です。

「成長」に対する勘違い

ビジネスにおいての成長とは、

「大きくなること、広くなること」

その一辺倒だと勘違いされているように思います。

確かに一般的な企業は、成長していくにつれて、人材を増やし、支店や店舗数を拡大し、さらには多角経営化、M&Aなどとどんどんその体積を増やしていく傾向にあります。

しかしそれだけが成長ではありません。むしろ実質的な収益性は大きくなるほど低下し、「手を広げすぎた故に倒産」なんて話は聞き飽きた話でしょう。

さらに特に個人や小さなチームでビジネスをしている私たちの場合は、企業と同じようにしたくてもリソース的に無理があります。

ではもっと多くの時間をワークに割く?

色んなことに手を出してみる?

それもひとつではありますが、完全な正解とは言えません。

確かに収益自体は上がるかもしれませんが、収益性という面では向上しない恐れがあります。

「忙しいけど実入りは少ない」そんな「経済的自由」と真逆の状態に陥ってしまう可能性があります。

そこでぜひ知っておいてもらいたいことがあります。

「成長とは、大きくなる事だけではない。むしろ小さくなる、ぎゅっと凝縮した一滴になることが成長といえることもある」

のだと。

お客やタスクの数≠収益

あるサロンの名物オーナーから聞いた成功秘話を紹介します。

サロン開設当初は、まず何よりも会員数を増やすため並々ならぬ努力をしたそうです。

それこそ寝ずの日が何年も続きました。

その結果、その労力に見合うだけの莫大な収益を上げることができるようになり、誰もが羨む成功者と呼ばれる人になりました。

しかし忙しくタスクをこなす日々の中で、彼は気づきます。

「これでは社畜と何も変わらない」

そこである時から彼は

「小さく成長する」

という一手に出ます。

それまで毎日欠かさず発信していたコンテンツをこれまでよりもよりニッチに、濃密で重厚なものにバージョンアップしながら、その配信頻度を週に一度、月に一度と落としていったのです。

さらに会費を大幅に、なんと20倍以上も上げました。

その結果どうなったか。

もちろん会員数は激減。最高時の1/10にまで減少してしまいました。

しかし会費を20倍以上に設定したことで収益は以前より2倍以上も増えることに。

さらにそれに割くリソースは大幅に減少しました。

つまり、彼のビジネスは、楽してこれまで以上の収益を上げることができるように成長を遂げたのです。

規模は小さくなりましたが、ビジネス的にはこれも立派な「成長」。

もちろん、それは彼が優れたスキルを持った人間であること、彼のコンテンツに何人もの人が大金を払うだけの大きな価値が有ることという前提条件があります。

しかしこの「小さく成長する」という一手を打っていなければ、そもそもその手段を知らなければ彼はいつまでたっても「社畜」状態から抜け出せなかったでしょう。

ここで大事なことは、その「小さく成長する」という一手を知っているかどうか。それが実践できるかどうかです。

「アベコベガエル」は進化の過程で今の「成長するにつれ小さくなる」という生態を手に入れました。

それはきっと幼生の時は体が大きい方が生存競争上有利に働き、大人になってからはその逆だったということ。

私たちのビジネスも同じです。

今を生き抜くために大きな状態を目指すのか、ギュッと凝縮した小さな状態を目指すのか。

どちらが正解かはその時代が決めることでしょう。

ただ、どちらにも柔軟に対応できる、変化していける者こそが、これからの変革の時代の生存競争を勝ち抜いていける成功者であることは間違いありません。

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