国際言語学者の溝江達英です。
見ないで信じるものは幸いである。
聖書の言葉で噛みしめるものがあります。証拠があるから信じるのでは本当に信じていない。という意味です。
私達の世界は目に見えないものでできていることがたくさんあります。言葉もそのうちの一つです。今日、私も言葉を発してはいますが、いちいち書き留めておくことなどしません。相手が何か私に言ったはずですが、もちろん、その言葉も私の頭を通過はしましたが、残ってはいません。
私達はどうしても見えるものだけを信じ、見えるものにだけ集中します。そして見えないものをできるだけ見えるようにしたいと思うのです。
言葉もエネルギーも見えないものです。見えないエネルギーを気と表現し、その【気】を用いた表現がたくさん日本語にはあります。
天気・病気・元気・気が重い・気を使う・気をつけて・空気・気分・気になるなどなど
何をやっても効率が悪いと感じる瞬間に気を変えたらいいという結論に私は至りました。
その最たるものは【空気】です。
空気を変えるのには、自分の部屋から出て仕事をしてみたり、旅行してみたり、会う人を変えてみたり。
とにかく場所を変えるのです。そこで大きくエネルギーが動きます。
英語の勉強のアドバイスだったり、収入を上げるアドバイスだったり、たくさんのアドバイスを求められますが、稼げない理由や勉強ができない理由は頭が悪いということとは程遠く、その手前に、家庭の問題だったり、夫婦の問題だったり、心の問題が根本にあることが分かりました。
人は見えるものを信じるので、なんでこんなに勉強しているのにうまくならないのだろう。なんでネイティブスピーカーに習っているのにうまくならないのだろう。なんで、問題集をこんなにやっているのにうまくならないのだろう。なんでこんなに働いているのに稼げないのだろう。
こういう疑問がある人は、気が悪いのです。空気が悪いのです。
もっと言えば、稼ぐ・勉強する以前の環境に問題があることが多いのです。
どんなにがんばってお金を稼いでも夫婦関係の悪いところは運気を下げます。どんなに向上しようと勉強しても子供との関係が良くなければ心にトゲが刺さったままだとうまい具合に学習がインストールがされません。
ぜひ今日から騙されたと思って(騙してませんが)、空気を変えて、新しい気分で仕事をし、トゲが刺さっているような人間関係があればトゲが抜けるように試みてみましょう。
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