IROAS(イロアス) 公式メディア

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英語3の原則 真髄編

Let’s get language freedom !

国際言語学者の溝江達英です。

日本語のリズムと英語のリズムは違う。

これをご存知でしたか。

英語話者は Do you like it ? と聞かれたら、

I like it ! I love it ! という形で、答えるのが普通です。いわゆる3拍で答えが着地するのです。

日本人なら、

Do you like it ?

Yes !

これで止まってしまう人が多いでしょう。

お別れの挨拶も

日本人の多くはSee you ! だけで終わるのに対して

英語の母語話者は

See you later ! のように、3つの拍になるために、later がついていることが多いのです。

落ち着く感覚が英語にはあり、ドアのノック回数もそうですが、

日本人は トン・トンの2回

英米人は トン・トン・トンの3回

どうしても英語ネイティブは3回なのです。

この3の座りの良さは、英語に限ったことではなく、中国語も3が心地いいといいます。

対対対ってのはYES!YES!YES!ですが、こういう場合も、中国語では3回

Go! Go! Go!も去去去で3回です。なので、同じアジア人でも中国語母語話者の方が英語のビートに乗っかっているわけです。なので中国人の方が日本人よりも英語が話せる人が多い理由でもあります。

私達日本語はそもそもリズムの波に乗れていない上に、発音も悪いというダブルパンチにより、英語が伝わりにくいとされるのです。

では、どうやって、英語の3拍感覚を磨くのかというと、

それこそSVOの文章を覚えまくるのです。

どんなに文章が長くなろうとも手拍子3つで文章を喋り切る練習をします。

The work benefits you.

この仕事はあなたに恩恵をもたらす。(やりがいのある仕事だよね)

This win-win project benefits all concerned parties.

このお互いプラスのプロジェクトは、関係者すべてに恩恵をもたらす。

benefitを逆に目的語にしてhave/provide benefits for という言い方も可能です。

The work has benefits for you.

This win-win project provides benefits for all concerned parties.

SVOを取りやすい動詞がありますので、そういう動詞をコレクションしましょう。

out+動詞というパターンです。非常に有効なパターンです。

Non-natives outnumber natives.

非母語話者が母語話者を上回る。

The merits outweigh the demerits.

メリットがデメリットよりも大きい。

Small companies can outperform their giant competitors.

小さな企業が競合大手よりも良い業績を上げることがある。

3拍練習を可能とするSVOを作れる動詞を地味にコレクションしていき、英語のリズムの基本である3拍を自分の中に埋め込んでしまいましょう。

5.0 rating

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