国際言語学者の溝江達英です。
早速ですが以下の日本語を英語にしてみましょう。
(1) 映画館へ行きましょう。
(2) 昼ごはんを食べました。
(3) 英語のスキルをあげたいです。
(4) スノーボードで筋肉痛です。
(5) 今年はいろんなことにチャレンジしたい。
一番目から解説します。
映画館へ行きましょう。
Let’s go to the movies.
このように、the movie を the moviesにできた人はかなりの上級者です。
to see a movie とか the movie とかもあるわけですが、今晩映画を見に行こう的な場面ではLet’s go to the movies tonightという場面が多いです。昔の映画は2本立てだったという名残りからくる複数形と言われています。the movies = 映画館で覚えてしまってもいいです。
二番目の文です。
昼ごはんを食べました。
I had lunch. がいいでしょう。食べるという部分をeatにするよりも have lunch で切り抜けましょう。遅めのランチとかになると a late lunch という形で、不定冠詞が出てきます。
三番目の文です。
I want to improve my English skills. がいいでしょう。日本語でskillを使いますが、英語はskillsと複数形で使うことが圧倒的に多いのです。英語の技能に至っては読む・書く・聞く・話すが含まれるので、複数になると覚えておくといいでしょう。
四番目の文です。
スノーボードで筋肉痛です。
I’m sore from snowboarding.
soreは英語のsorryとか、sorrow (悲しみ)と同じ語源で、いつもの状態とは違った状態を意味します。心・体がヒリヒリ痛むという意味で使われます。I’m sore.で筋肉痛は覚えておきましょう。
五番目の文です。
今年はいろんなことにチャレンジしたい。
I want to try a lot of things this year. ぐらいでいいかと思います。注意しなければいけないのは、I want to challenge というと、challenge は喧嘩を売るという意味で使う動詞なので、挑発的になってしまいます。特別な注意が必要な動詞、それがchallenge です。
どの言語の習得でもそうですが短文が瞬間的に出てくる練習をするのが一番効果的です。
ですので、ぜひ瞬間英作文、英文の口頭復元をこまめにしてみてください。
ちなみに、【音読できるスピードが聞き取れるスピードと同じである】というルールがありますので、短文の日本語→英語の勉強をしつつ、英文に触れて、触れた英文を音読するようにしてみましょう。音読をしないと一生、語学の能力は上がりません。ぜひ音読をしていきましょう。音読は馬鹿にできません。
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