国際言語学者の溝江達英です。
昨日は、女性で会社を最年少で上場された方と、東南アジアに学校を作った僕の生徒と渋谷の隠れ家的レストランで未来を語りあっていました。
女性社長はテレビのコメンテーターもされている方ですが、切実に、自分の作った会社を今後、子供に譲渡するかどうか迷っておられました。と同時に、更にお子様が欲しいらしく、卵子を冷凍保存して病院に預けているともおっしゃっておりました。せっかく会社を作っても、親族以外に継がれるよりは、自分の血を引き継いだ人に続けて欲しいと思う起業家特有の悩みです。
日本では会社の上場を2回させた女性起業家はいないので、私は世界の伝説になるという言葉を聞きながら、私はしびれまくっておりました。芯がしっかりしてて、やはりリーダー感をビシバシ感じました。
東南アジアに学校を作った方もそうですが、このおふた方には共通点がありました。それは、自分で儲けたお金を自分にだけ使うのは【ださい】という考え方です。
税金に関しても、いかに減らすかを考える思考回路に入ると奪われる思考に入ってしまってエネルギーが下がるので、逆に、どれだけ多く払ってやろうかという思考だそうです。
税金の流れから、寄付文化の話になりました。日本では寄付は黙ってするもの。隠匿の文化で、それを言ってしまったら寄付じゃないという文化です。なので、なかなか広まりにくいというのです。海外であれば、もちろん隠匿系の部分もありますが、主流は寄付活動をおおっぴらにして宣伝され広がっていきます。隠してこそ寄付が美しいという日本の文化の間で、どれだけ寄付活動を広めていけるかが今後の課題ともおっしゃっておりました。
昨日集った仲間は年齢差が3歳くらいです。3歳違いだけで、これだけ規模感大きく、使命に向かって生きている人たちと語り合えてとても刺激を受けました。THINK BIGという言い方がありますが、自分という個がどれだけ世界で最大化され、皆さんの役に立つことができるのか。日本だけの活躍にとどまらず世界でどう活躍していくのか。遠くに出るためには逆に、近くの人を大事にすることなんじゃないかなというまとめ方で昨日の夜会は終わりました。
私も言語に関しては人並み以上のこだわりですが、昨日、食事をしたレストランは、長島茂雄さんも来ていたところで、そこのマスターがワイン業界では伝説の人らしく、ワインのうんちくをずっと話してくれるのです。その話が面白く、ワイン愛が伝わって、ここまでこだわってる方だからこそ、渋谷で48年やってこれているんだなと思いました。その道のプロから聞く話は為になるを越えて、そう生きてみたいなって思わせるくらいのあこがれが乗っかってきます。昨日は、客人も含め、こういう生き方をしたいなって純粋に憧れる人に囲まれた夜会でとても刺激になりました。
自分とは住んでいる世界が違う人と会えるチャンスがあれば臆せず会ってみることをおすすめします。
人生は衝撃でしか変わらないと思うからです。
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