「コピーはどうやって勉強すれば良いですか?」
と、多くの人から質問をいただきました。
コピーに興味を持ってくれる人が増えることはとてもうれしいことです。
コピーほど『即金』に繋がるスキルはありませんし、人生を大逆転できるスキルはないと私は思っています。
今日は、コピーの勉強法についてあなたにお話します。
どうすれば最短の労力と最小の時間で効率よくコピーライティングのスキルが上達するのか?
という話をステップバイステップでお話していきます。
「何の本を読めばいいですか?」
という質問が多かったのでまずその疑問にお答えします。
世の中にはコピーライティングのノウハウ本が数多く出版されています。
私も何冊か読んだことがありますが、正直にお話すればすべて読み切ったことが一度もありません。
とてもコピーライターが書いたとは思えない『興味深くない順番』で書かれていたからです。
ゴーストライターに書かせていることが原因だと思いますが何かを教える場合は『順番』がもの凄く大切です。
読み手のモチベーションの強弱を考えながら興味深い順番で教えていく必要があります。
この内容は学校の教師や何かを教える立場にある人は強く意識する必要があります。
新しい概念を教える場合は、必ず以下の4つの順番で教える必要があると考えています。
■1:なぜ
■2:何
■3:どうやって
■4:今すぐ
今まであなたに勉強を教えてきた学校の先生の顔を深く思い出してみてくだサイ。
彼ら(彼女ら)の教え方は、
「今から読書感想文を10枚書きなさい。はい、スタート」
という感じだったと思います。
そして私達は、
「めんどくさいな」
「やっても意味が無いよ」
「辛いな~」
と思いながら嫌々感想文を書いていました。
しかしもし学校の先生が、
「読書感想文が上手くなれば、好きな女の子(男の子)の心を射止めるラブレターが書けるようになりますよ」
とたった一言だけでもこんなセリフを追加してくれれば学生達の感想文を書くモチベーションは一気に上昇します。
学校の勉強も楽しくなりますし、勉強自体が好きになります。
これが「なぜ」の部分です。
– なぜ◯◯をやらないといけないのか?
– ◯◯をやるとどんなメリットがあるのか?
– 逆に◯◯をやらないとどんなデメリットがあるのか?
最初に理由やメリットなどを説明しないと人はモチベーションというエネルギー源を作り出すことができません。
エネルギーがなければ車もクーラーも人間も動きません。
「学校の勉強が何の役に立つのか?」
「どうせ将来役に立たないし…」
こういう消化不良な気持ちで学生時代を過ごしてきた人が多いと思います。
その場合の多くは教師が「なぜ」を伝え切れていないことが原因だったと考えられます。
今日はコピーの学習法を公開する日ですので『4つの学習タイプ』については今度お話しますが原則的に私はすべての文章やコンテンツをこの順番で書いたり話すように意識しています。
…
コピーをマスターする為に必要な要素は以下のたったの4つのポイントだけです。
たったの4つだけなのです。
■1:素晴らしいメンター
■2:素晴らしいコピーのコレクション
■3:メンターのコピーを手書きで写す
■4:メンターのメールを真似する
この4つさえ揃えてしまえば半年以内に日本でトップ5%コピーライターになることができます。
1つずつ説明します。
1:素晴らしいメンター
メンターとは師匠の事です。
ただし多くの人がメンターという言葉を誤解して捉えています。
メンターとは、
『あなた以上にあなたが結果を出すことに真剣な人』
のことを指します。
例えば、あなたがダイエットのためにスポーツジムに通っていたとします。
そして「今日は眠い」と言ってジムをさぼったとします。
この場合、普通のジムの先生は何も言いません。
あなたに「来い」と電話もかけてきませんし「教える人が減って今日は楽だな」程度しか考えていません。
あなた来なくても先生の給料は変わらないからです。
しかしメンターは違います。
あなたの携帯電話の着信履歴は先生の番号で埋まり留守番電話には「今すぐ来なさい!!」というメッセージが山のように残されます。
そして最終的には、あなたの家のドアを破りあなたを強引にジムに連れて行って無理矢理トレーニングをさせます。
これはあえてわかりやすくするために極端に言いましたが、
『あなた以上にあなたが結果を出すことに真剣な人』
これがメンターです。
優れたノウハウを持っていても、あなたが結果を出すことにあなた以上に真剣でない人はメンターとは呼べません。
『居心地の悪い場所』
に連れて行ってくれる人こそ本物のメンターです。
成長する場所=居心地が悪い場所です。
– 歯の抜け替わり
– 成長期の関節の痛み
– 筋肉が増強する際の筋肉痛
身体の成長ですら痛みを伴います。
心理的な成長、感情的な成長、知識の成長も同じように痛くて苦しい居心地の悪い場所にあります。
「辛いな、苦しいな、逃げたいな」
と思ったら、それは成長している証です。
快適な場所には進化も成長もありません。
メンターはその辛い経験を超えた先に大きな進化が待っていることを知っています。
だから強引にでも私達を居心地の悪い場所に連れて行ってくれるのです。
楽させてくれる人は良いメンターとは言えません。
私は様々な分野でメンターががいるのですが特に私を大きく進化させてくれたメンターは常に居心地の悪い場所に連れて行ってくれました。
正直に言えば、恨んだこともありました。
逃げたいと思ったこともありました。
しかし結果として大きく成長することができましたし多くのお金を手にすることもできました。
素晴らしい人間関係も手に入れましたし今では感謝という言葉が陳腐に聞こえるほど深い恩を感じています。
メンターとはそういう人です。
楽なことばかり教えてくれる人やあなたの結果を真剣に考えていない人はメンターとは呼べません。
たまにメールで
「メンターになってください」
とお願いされるのですが、そんなに簡単な関係ではない、ということです。
素晴らしいメンターに出会うことやメンターと深い人間関係を構築することはそんなに簡単な物ではありません。
時間がかかることですし、逆にメンターの弱みをカバーしたりメンターが必要としている要素を提供する時もあります。
こんな話をすると、
「メンターを見つけるのは難しいのでコピーライターになるの無理ですね」
という話になってしまうので、まず最初は
『好きな先生(コピーライター)を見つける』
ここを目指してください。
まずは
「彼のようなコピーを書きたい」
と思える好きな先生(コピーライター)を見つけることがステップ1です。
残りの3つ、
■2:素晴らしいコピーのコレクション
■3:メンターのコピーを手書きで写す
■4:メンターのメールを真似する
これらの話は
「続きを教えてほしい」
という旨の要望をいただけたら次回以降詳しくお話していきます。
ぜひあなたの声を聞かせてください。
いつもありがとうございます。
上村
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