IROAS(イロアス) 公式メディア

IROAS(イロアス)の公式メディアです。IROAS(イロアス)が運営する一般公開型のオウンドメディア。日々進化を続けるIROAS(イロアス)の「今」や壮大な世界の中で起こる軌跡をご紹介します。

やってみなければあきらめられない

Let’s get language freedom !
国際言語学者の溝江達英です。

先日 名古屋のLEGOLANDへ行ってきました。そこにはディズニーランドとは違った楽しみがありました。Legoのスゴイところはぶれない世界観。自分で何かを創り上げることへのフォーカス。たった一つのブロックの組み合わせが形をなして、スカイツリーもなぞらえることができると思いきや、東京駅の模型もあったりして、レゴブロックだけでできている都市を目にした時はひたすら感動を覚えました。フライドポテトですらレゴブロックの形になっていて、一本筋が通っているマーケティング、ぶれない感が出ていて、これぞ王道という感じもありました。何よりも子供だけではなく、大人も楽しめる点で、全方位マーケティングが打ち出されていました。

なによりも水平展開も忘れていません。Legoでできている車を作り、子供にその車を運転させ、運転させた後には写真入りの運転免許修了証を発行するのです。体験価値の証明がそこにはありました。Legolandホテルも受付のロビーからしてレゴでの遊び場があり、創る喜びアピールという世界観が貫かれていました。

こうなってくると企業には企業の一本筋、個人で言えば、自分には自分の芯(=自分軸)はどこにあるのか。どこまで自分は突き抜けられるのか。ここへのフォーカスの問いが必要となってきます。

ディズニーにも夢の国を創る徹底的な信念がありました。私自身も若い頃は絶対に海外でPh.Dを取得するという強い意志がありました。苦労しながらもそこは突き抜けられました。じゃあ、意志が強かったんでしょうね。あなたはで片付けられてしまいそうですが、根拠のない自信だけは常にありました。自分なら絶対にできる。それだけです。

語学もそうですが、自分は絶対に困難があってもできる。この力だけを根拠なく信じ続ける。これが本当に大事なことだと思っています。

悩み相談に幅広く乗ってきましたが、相談者は大きく分けて二種類のタイプに分かれます。

(1)ただただやる前から質問するタイプ

(2)とりあえずやってみるタイプ

とりあえずやってみるタイプの方は問題ないのですが、ただただ事を成す前から質問するタイプでしたら、要注意です。

とあるコピーに、やってみなければ諦めることもできない。というのがありましたが、諦める為に、何かをやってみるということはとても大事なことです。

とりあえずやってみる。それだけ。これがなかなかできないのですが、人は習慣化することで、できなかったことも徐々にできてきます。

私自身も、海外の大学院に留学し、博士号を取り、海外の大学の教員になったわけですが、最初から、大勢の前で外国語で授業することが容易にできたわけではありません。

最初はひたすら準備し、準備に準備を重ね、場数を増やし、慣れて行ったわけです。慣れるということは非常に偉大な訓練なわけです。

いろいろ怖いことが皆さんにもあると思います。ただ、それを1ミリずつ乗り越えることで、確実な成長が生まれます。語学はそういう意味で1ミリ1ミリを大事にする自己鍛錬の場としては最高の道場です。

その積み重ねが自分のブレない軸を作って行くわけですね。

ネット社会になればなるほど、人のぬくもりが求められます。他とは違う自分、自分らしくいるということだけで、自分に正直な自分軸が形成されます。テンプレートにはまると自分が陳腐化してしまい個性が失われるキライもあるので注意が必要です。

とにかく自分が打ち込める一つの趣味、生きがいを見つけましょう。私の場合は徹底的に語源を探ることが趣味です。一人一人、打ち込めることは違っていいわけです。飛行機のマイルだったら誰よりも詳しいとかでもいいですし、ファッションならこういうこだわりがあるとかでもいいです。掘り下げれば掘り下げるほどに、日本語だけでは追いかけきれない源泉にぶち当たるでしょうから、その時に、源泉となる外国語を学んでいけばいいと思うのです。自分軸を強化するための知識輸入として、外国語をぶつけられたらと思います。

自分をある程度、越えられなかった恐怖の壁に向かう1ミリの努力を習慣化へ持っていき恐れを打ち砕く準備が必要です。その為に語学を上手にペースメーカーとして使ってみるのもオススメです。

日々の筋トレとしての語学を血肉化できれば、やらない日が気持ち悪い感じになりますよ。

習慣の形成から自己の世界観が確固たるものになると素晴らしいと思います。

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