これまで五万という人を見てきて、継続的に成長し大きな成果を出せる人とそうでない人とが分かれることを体感しています。
そして私は分析好きなのでよくその違いを観察するのですがそうするとその違いをもたらす要因がいくつか浮かんできます。
そしてその要素の中にはその違いに大きな影響を与えるものとそこまで大きな影響を与えないものとに分かれますが今日はその前者の中でも特に大事な要素をお伝えしようと思います。
その大きな成果を出せる人とそうでない人とで分かれる大きな違いとは一体何か。
それは、
『効果的なフィードバックを継続的に得ているかどうか』
です。
フィードバックとは、言葉を換えると他人からのアドバイスや指摘です。
そして”効果的な”と言いましたがここで言う効果的とは自分が得たいその分野における専門家からもらう意見のことを指します。
で、成果を出せない多くの人が、この専門家からのフィードバックを受けられない環境にいるか、もしくはその環境にいても自ら能動的にそれを求めないでいます。
もしあなたが最短最速で圧倒的な成果を出したいのであれば、
まずは自分より先を行っている人、例えばメンター的な立場の人物から継続的に直接のフィードバックを得られる環境を何よりも優先順位を高めて求めることをお勧めします。
そのメンターからの直接フィードバックを得られる環境に入るには、
- 周りより圧倒的な成果を出してそれを報告し認めてもらうか
- コンサルやマスターマインド的なよりクローズなハイグレードサービスに自己投資をして申し込むか
主にこの2つが選択肢として考えられますがどちらにしてもそこにかけた時間や労力やお金は必ずそれ以上になって自分に返ってくるというのが私の経験です。
私自身も過去を振り返ってみると、自分が大きく飛躍できたきっかけにはメンターからのフィードバックが起爆剤として存在しています。
今の自分の思考が今の目の前の現実(結果)を創り出しているので、これまでとは違う現実を作りたければこれまでとは違う思考にシフトする必要がありますがこれは自分一人ではなかなか叶いません。
なぜなら自分が新しく具現化したい現実(結果)は今の自分の思考の枠の”外”にあるからです。
だからこそ私は常に何か特定の分野において圧倒的な成果を出したい時は必ずその道の専門家から継続的にフィードバックを得られる環境を得ることを真っ先に行っています。
で、その新しい環境を手に入れたら、次に意識すべきことがあります。
それは、
『自分から積極的にフィードバックを求める動きをする』
ということです。
これ、一見当たり前ですが、実は10人中10人全ての人ができるのが意外と難しいのではないかというのを感じます。
というのも、人から意見をもらうのは、時に怖かったり自分を否定された気分になる人もいるからです。
まずフィードバックをもらう人が前提知識として覚えておくと良いのが、メンターからのフィードバックは決してその人自身の人格を否定しているわけではない、ということです。
そうではなく、そのフィードバックの対象はあくまでもその人自身の人格とは別の、後天的に身につけたスキルやマインドセットといったものだということです。
そして後天的に身につけたものは着ている服と同じようにいつでも着替えられるし変化を与えることができるということです。
まずこのような視点を持つと、人から意見をもらう時の恐怖が無くなっていき心をフラットにした状態でアドバイスを受けることができるようになります。
(ちなみにフィードバックを行う立場の人もここを意識しないとその人の人格を否定する発言をしてしまい傷つけてしまうことがあるので指導的立場にいる人は特に気をつける必要があります)
で、自分がいろいろな人に教えてきて、継続的に成長し実際に大きな成果も出している人はやはり積極的にフィードバックを求める動きを常にしています。
具体的には、私からのコピーの添削を求めたり、何かつまづいたら即座に相談をしてきてアドバイスを求めてきてくれます。
そしてそれを継続的かつスピーディーに行います。
そしてそのたびに、時には厳しいフィードバックをする時もありますがそれを全力で受け止め、そのあとに大幅に進化したコピーを書いてきたり素晴らしい成果を出したりします。
逆にその環境にいつつも、大きく飛躍しづらい人は上記とは逆の行動を取る傾向があります。
つまり簡単に言うと最高のフィードバックを得られる環境があるにもかかわらずそれを求めないという選択肢を取る人です。
なぜその行動を取らないのかというと人によってその理由は様々ですが、例えば
- 人に頼ってはいけない
- 誰かの力を借りるのはカッコ悪い(恥ずかしい)
- 自分一人で解決しなければならない
- 自分は一人でも結果を出せる(他人のアドバイスは自分には必要ない)
- 人から指摘をもらうのが怖い
などといった信念がその行動をブロックさせているのです。
(あくまで上記は一例です)
そして私はそのマインドブロックを見つけたらその都度コーチングを行いより結果が出やすい信念にシフトさせるお手伝いをしています。
また上記に関連するところで、他人からフィードバックをもらいやすい立ち振る舞いを普段からすることも大切だと感じています。
普段から他人からの意見やアドバイスをオープンマインドで求めようとしている言動や立ち振る舞いをしている人はやはりこちら側としてもフィードバックがしやすいです。
が、逆に人からのアドバイスはいらないよ、自分一人でできるよという気を張った表情や発言、立ち振る舞いをしているとこちらとしてもフィードバックはしづらいというのが正直なところです。
そしてこれは実は私自身が常に意識していることでもあります。
特に、1つのプロモーションで1億〜3億といったそこそこの成果を出し始めた時こそ注意すべきだと感じています。
なぜならそれなりの成果を出し始めると自分も含め、どうしても天狗になり他人からのアドバイスを求めなくなる傾向があるからです。
ですので私は常に初心者の気持ちで、そしてコンテンツの中でもお話している
「知っていると思った瞬間が最も危険な瞬間であり、俺は(私は)まだ何も知らないと認めた瞬間それが最大の武器になる」
というマインドセットを持って取り組んでいます。
なので、同じスタートラインで始めても周りの人より比較的大きな成果を出し続けることができるのではないかと自己省察をして感じます。
そして今ふと思い出しましたが、一番勉強を頑張っていた中学時代と受験勉強をしていた時は周りの誰よりも先生に質問攻めをしていました。
そしてその結果として中学ではオール5をもらえ、大学は早稲田に受かることができました。
(高校生の時は堕落してしまい成績が奈落の底に落ち大学は結局中退していることはここだけの秘密です苦笑)
そしてこの業界に入るきっかけとなった起業塾でもその最初のメンターにかなり質問をしていましたし、
そのメンターと会えるとなったら、確かお酒や料理などはそっちのけでメンターを捕まえ他の誰よりも質問攻めにして手に握ったメモにその教えを書きなぐっていた記憶があります。
(本当にしつこいぐらい質問をしていたと思うのでもしかしたらうざがられていたかもしれませんが気にしていません笑)
そしてその最初のメンターとは実はこのIROASの創業者でもある白石達也さんであり、
今ではビジネスパートナーとして一緒に仕事をさせていただくことができるようにもなりました。
また今年以降の私の1つのテーマは経営者やビジネスオーナーになることですので、
最近は業界問わず一流の経営者の人と会う機会を増やし積極的にアドバイスを受けるようにしています。
またビジネス以外のところで言えば私はファッションも好きなのですが、
ファッションにおいてもその道の専門家に常に意見やアドバイスをもらいセンスを磨く努力をしています。
その結果として昔と比べ新しい自分になれ、そして様々な新しい成果を出すことができていると感じています。
もし今日のこのメルマガを読んであなたが何か感じるものがあったのであれば、ぜひこれからは積極的にその道の専門家からフィードバックをもらう努力をしましょう。
多くの人がそれを避けるので、この意識を持って行動していくだけですぐに突き抜けることができます。
あなたのことをいつも応援しています。
いつもありがとうございます。
上村
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