ビジュアルクリエイター マサルです。
年末年始は、タイのサムイ島へ行きましょう!とのお誘いがありましたが、今年は、寒い日本でのんびり過ごしました。
去年は陸王にコウノドリとこっそりテレビドラマを楽しんでいました。
夢や人生、生命を扱うドラマは、心に響き、考えるきっかけを与えてくれます。
陸王では夢に向かう中での挑戦や挫折、成功の姿に涙し、コウノドリでは生命の誕生について色々と考えさせられ涙しました。
いつの時代も良いドラマというのは存在します。
私が22歳くらいの時にテレビドラマの助監督をやっていた時もあります。
いわゆる一番下っ端の4番目の助監督で、その上には、サード、セカンド、チーフと助監督の中でも序列があり上司がいます。
現場は過酷で、早朝から深夜までは当たり前で、徹夜も続き休みもなくストレスもたまり体調を壊しました。
そして、TBS系月曜ミステリー劇場で、刑事が不倫して車内で女性と密会するシーンの撮影の時、ついに撮影現場に寝坊してしまいました。
しかも、撮影で必須のカチンコを私が持って帰っていたので、撮影現場では、「よーい、スタート!」「カチン!」と鳴るはずのカチンコがなく、当然、鬼上司の助監督から鬼電のラッシュ。
寝坊して昼に目覚めた私は、なり続ける電話に出れるはずもなく、「やべぇ、、オワタ。。」と、布団にくるまり、人生投げ出したくなりました。
そして、なんとか恐る恐る電話して、早朝集合の現場に、夕方前に到着しました。
当然、スタッフからは白い目で見られ、セカンドの助監督からは、「お前何しに来たんだ?バカじゃねえか」と冷酷な仕打ちを受け、他の助監督からもボコボコにやられました。
そして、私はカチンコ担当だったので、主演俳優のシーンの時にカメラの横に立ち、何とか撮影現場を乗り切ろうと思った時に、その主演俳優から声をかけられました。
「大丈夫ですか?頑張りましょうね」と。
寝坊して、撮影にも主演俳優にも多大な迷惑をかけていたへっぽこな私を、優しく励ましてくれました。
その主演俳優は、陸王にもコウノドリにも出演、していませんが、刑事物のドラマなんかに今でもよく出演されています。
なので、その俳優さんを見ると、いつも当時のことを思い出し、よし、頑張ろう!と思います。
私の中で20代は辛く厳しい時代で失敗もたくさんしてきました。
しかし、陸王のように絶望の中から這い上がり何かを見つけ、学び、挑戦し今があります。
今年も、挑戦、成長、進化をしていきます。
ぜひあなたも、去年とは違う自分、新しい自分の人生を築く一年にしていきましょう。
それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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