これまでたくさんの人を見てきました。
その中には成功者と言われる人たちもたくさんいます。
が、その中で今も成功している人もいれば、いつしかどこかに消えてしまった人もいます。
気づいたら私もこの業界に5年以上携わり、その時代の変遷や栄枯盛衰を目の当たりにしてきました。
そしてその中で気づいたことがあります。
それは、
『長期的に繁栄する人と、そうでない人との違い』
です。
このメールを今読んでくださっているあなたはもちろん一時的ではなく長期的に成功し続けたいと願う本物志向の方だと思います。
であれば今日の話はぜひ聞いてください。
短期的に成功することと長期的に成功し続けることでは戦略が異なるからです。
私がこれまで数々の人を見てきて、そして今自分自身にも言い聞かせている長期的に繁栄するための原則をお話します。
長期的に繁栄するための原則1:
『常に進化することをやめない』
これは一見当たり前かと思います。
が、一度小さな成功をすると、その状態に満足し進化の歩みを止めてしまう人が時々います。
特にある程度の実績を積んだりそこそこの年収を手に入れると
「俺は(私は)もう大体のことは知っている。学ぶことはもうほとんどない。」
と心のどこかで慢心し自らの進化に制限をかけてしまう人が多いです。
特に地位が高まっていくと変なプライドができたりしてオープンマインドで目の前の人から学ぶという姿勢が弱体化していく傾向があります。
(例外に漏れず過去の私もそのような状況に陥った時があります、その時は今振り返るとかなり停滞していました)
このような姿勢はとても危険です。
なぜなら世の中は常に変化しており昨日使えた知識が急に使い物にならなくなることも十分にありえるからです。
私が交流のある5年や10年以上成功し続けている成功者たちは皆例外なく常に進化し続けることをやめません。
周りが
「もう十分じゃないですか」
と言っても脇目も振らず新しいことを学び、行動し、とにかく挑戦し続けることをストップしません。
そしてその姿勢に多くの人が感化され、その人のファンとなり付いていくのだと思います。
以前私は言いました。
『知っていると思った瞬間が最も危険な瞬間であり、俺は(私は)まだ何も知らないと認めた瞬間それが最大の武器になる』
私自身も常に戒めを兼ねてこの言葉を自分自身に言い聞かせています。
長期的に繁栄するための原則2:
『ビジョンを持つ』
企業経営であればビジョンを持つことは当たり前ですが小規模のビジネスとなるとここが抜ける人は多いです。
ビジョンがないとどうなるのか。
それは長期的な展望がないということを意味し目先の情報に振り回されることになります。
すると自分の軸がブレブレになり、会うたびに発言する内容がコロコロ変わり地に足がついていない状態になります。
そしてあなたに考えてほしいのです。
そんな人と一緒にビジネスをしたいと思うでしょうか。
その人から何かの商品を購入したりサービスを受けたいと思うでしょうか。
その人についていきたいと思うでしょうか。
おそらく答えは「ノー」だと思います。
なぜなら人は『一貫性』のある人を好み、そして信頼するからです。
結局はどんなビジネスであれ、全てのベースは人間関係、つまり信頼関係にあります。
人が関わる限りここから逃れることはできません。
逆に言えばそこを意識していくだけで他の人と差別化を図ることができ
「この人は一貫性のある人だ」
と信頼してもらいそれが長期に渡る成功につながります。
企業経営であれば細かくミッション、ビジョン、バリューなどを決める必要がありますがまずはそこまで難しく考えなくても大丈夫です。
「自分はどの方向性に進み、そして何を社会的に実現したいのか?」
(”社会的に”つまり”他者”を入れることがポイントです)
まずはこの問いだけにフォーカスしその答えを導き出していってください。
それだけでのあなたの中に強力な軸ができ、人やチャンスやお金といったあらゆる恩恵を自然と引き寄せるようになっていきます。
長期的に繁栄するための原則3:
『私の視点ではなく公の視点で物事を考える』
これは上の「ビジョンを持つ」とも深く関わってきます。
自らのビジョンを持つことができれば、私的な視点ではなく公的な視点であらゆる物事を考えることができるようになります。
これは今見ている視点の階層を1つ上げ、より全体を俯瞰して全体にとってより最適な選択は何かと考える姿勢です。
これは特にリーダー的立場として仕事を行なっていく人には必須の概念です。
そしてこの姿勢がリーダーとしての能力を引き上げより多くの人を惹きつける魅力にも転化します。
自分の私利私欲のことだけを考え物事を選択する人は短期的には成功できたとしても長期的にはどこかで信頼を失う危険性があります。
これは自分の状況が厳しければ厳しいほど取り入れることが難しい概念でしょう。
なぜならこの姿勢は時に目先のお金より人や信頼の方を取ることもあるからです。
私も過去、お金に困窮していた時でも断腸の思いで目先のお金を捨てその人との人間関係を取った経験があります。
そしてそれが結果的にのちのちに大きなチャンスにつながり今があります。
おそらくその時に目先のお金に飛びついていたら今の小さな成功はまずないと断言できます。
この視点を少しずつでも取り入れることで真の成功者としての気質が身についていきます。
そして本物の成功者ほど、口では言わずともそのあなたの姿勢をしっかりと見ています。
長期的に繁栄するための原則4:
『人を大事にする』
実はこれからの時代、特にこれがさらに大切になってくると私は見ています。
なぜならAIを代表とする様々なテクノロジーの進化の波を受けて、人々は今まで以上に人との繋がりを強く求めていくからです。
そして長期的に成功し続けている人物たちを見ていると例外なくここを何よりも大切にしています。
ビジネスの規模が拡大し、お客さんの数も数百、数千と増えていっても今その時目の前にいる人に全力で、そして真剣に向き合うのです。
逆にビジネスの規模が拡大し、その後衰退し消えていった人物たちはどこかで妥協し人を大切にする姿勢を忘れます。
言葉を換えるならば、
『思いやりや愛情、心』
こういったものを手放してしまうのです。
そして周りの人はそれを敏感に感じ取ります。
そして心のどこかで寂しさや不満を感じ、徐々に距離を取り何も言わず最終的にその人の元から去っていきます。
特にこれからは、自身のビジネスに「コミュニティー」を取り入れていくことが成功の秘訣です。
そしてコミュニティーを形成し、運営をしていくということはある意味その主催者がそこに参加してくれている本人たち”以上に”その人たちの人生のことを真剣に考え向き合っていく姿勢が必要であると私は認識しています。
それがリーダーとしての責務です。
そしてその高い基準値がそのコミュニティーの質と文化を向上させそこに関わる全ての人が進化し成功していくのだと思います。
そしてその愛ある気概が、己を磨き、自身の人間性も高めてくれるのだと私は認識しています。
どんなにお客さんが増えたとしても、この姿勢は決して手放してはなりません。
そして愛という提供物は使えば使うほど枯渇するものではなく増幅していくものです。
あなたのお客さんや、周りの人は必ずあなたのその一挙手一投足を見ています。
この姿勢を取り入れ、自身の中で育てあげていくことがあなたの長期的な繁栄に必ずつながることを約束します。
…
まずはこの4つの原則をあなたの中に取り入れてみてください。
その上でどんなビジネスにも応用できるマーケティングやコピーライティングを身につければ鬼に金棒です。
あなたに怖いものはなくなります。
いつもありがとうございます。
上村
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