まれに質問を受けることがあります。
「コピーライターとして権利収入を獲得することは可能でしょうか?」
というような質問です。
結論から言います。
「イエス」です。
コピーライターとして権利収入を獲得することは十分に可能でありそれ1本で経済的な自由を手に入れることは可能です。
正直なことを言うと、これまでそこまでコピーライターとして権利型の収入、つまり不労所得型の収入を得るモデルを深く考えたことはありませんでした。
ですが最近、ユダヤのタルムードの教えを聞いたり、自分や自分の元で学んでくれている人たちの未来に目を向けるとこのことに関して考えざるを得なくなってきました。
コピーライターとして収入を得る方法は多岐に渡ります。
が、大きく分けると単発型の収益モデルと継続型の収益モデル、この2つに大別することができます。
単発型の収益モデルとは、1回コピーを書いたら1回報酬を得ることができるコミッション形態です。
この報酬額はその案件の大きさに左右されます。
小さい案件であれば使う時間や労力のリソースが少ない分リターンも少ないです。
1枚チラシを書いたり、1枚LPを作ったりするのがこのカテゴリーに入るでしょう。
逆に大きな案件であれば使う時間や労力のリソースが大きくなる分、リターンも大きくなります。
1ヶ月〜2ヶ月かけて集中して集客し販売するプロダクトローンチなどはこのカテゴリーに入り一度で数百万から数億といった売り上げを狙うことも可能です。
(厳密に言うとプロダクトローンチには様々な手法がありますがここでは話をわかりやすくするため割愛します)
特にこうしたローンチなどの大きな案件であれば、比較的短期間で大きな収入も得ることができるのがメリットです。
が、この単発型のローンチ一辺倒になると常に負荷をかけて働き続けなければならず体力的にも精神的にも疲弊する側面があります。
この点がデメリットとも言えます。
次に継続型の収益モデルです。
これは1回コピーを書いたら複数回or半永続的に報酬を得られるコミッション形態です。
例えば一度LPやステップメール、セールスレターなどのマーケティングツールを作りクライアントがそれを使い続けている限りはそこから売り上がった収益からのパーセンテージをもらい続けることができるシステムです。
つまりロイヤリティー(知的財産権の利用に対する対価)型のビジネスモデルです。
別の見方で言うと、不動産やコインロッカー、フランチャイズといったレンタルビジネスとも極めて似ています。
この収益モデルを1つでも手に入れることができれば、毎月安定的に銀行口座に入り続ける収益の柱を作ることができます。
すると将来のことや来月の支払いなどで不安で不安で眠れない夜からも解放され毎日ふかふかのベットで心地よい気分でぐっすり眠ることができる生活が手に入ります。
これがこうしたロイヤリティー型のビジネスモデルの大きなメリットです。
ただしこうした継続型の収益モデルを作り上げるまでには、おおむねある程度の時間がかかります。
なのでそれを作り上げるまでの資金的な体力は必要不可欠です。
またこうした収益モデルはクライアント側が継続的に報酬を支払い出すことが必要なためそれなりの実績と信頼関係も必要です。
こうした点はこのビジネスモデルのデメリットとも言えるでしょう。
(このロイヤリティー型の収益モデルの可能性に気づいた人もメリットばかりに焦点が行きこのデメリットに気づいていない人は意外と多いです)
単発型の収益モデルと継続型の収益モデル、2つのモデルを話してきました。
そして私がお勧めしたいのは、どちらかのモデルに偏るではなく、双方のメリットデメリットを的確に把握した上でうまく双方のモデルをあなたのビジネスプランの中に組み込むということです。
すると双方のデメリットを双方のメリットが補完し合いより早く、そしてより確実にあなたの理想のライフスタイルを確立させることができるということです。
ちなみに私は、自分のビジネスの中にこの2つの収益モデルを組み込んでおりさらにその両輪を大きくしていく施策を密かに進めています。
おそらく3年後には双方ともかなりの規模に拡大していることでしょう。
そしてそれは全て、自らのビジョンを達成させるための過程です。
あなたの目を見て、お伝えしたいことがあります。
「今これが流行っているから」
「この手法が今稼げると聞いたから」
「みんながこぞってやっているから」
といった近視眼的な視点であなたのビジネスにおける行動を選択するのではなく、
「こうした長期的なビジネスを構築したいから」
「こうしたライフスタイルを送りたいから」
「こうした人生を送りたいから」
といった全体を俯瞰する視点であなたのビジネスにおける行動を選択してほしいのです。
言葉を換えると、戦術家ではなく、戦略家になってほしいのです。
それがあなたの市場価値を高めて、より多くの報酬を長期に渡り得続ける1つの秘訣でもあります。
そして今日お話した2つの収益モデルの話は、決してコピーライターだけではなく他のジョブにも置き換えて深く考える価値があるとても重要な概念です。
ぜひ思慮深く、多角的な視点で考えあなただけのビジネスモデルを構築していってください。
いつもあたたかいメッセージ、ありがとうございます。
上村
COMMENT ON FACEBOOK