国際言語学者の溝江達英です。
今話題の西野亮廣さんのマーケティング手法が非常に参考になったので、ご紹介します。
絵本作家としてクラウドファンディングで1億円以上集めた西野さん。絵本づくりの工程も内容もすべて隠さず見せてきたといいます。
普通だったら大事なところは隠して、全部は見せないで購買心を煽るわけですが、そういうことは一切せずに、全部見せてしまうわけです。
そこには意図がありました。
あえて見せてしまうことで、フォロワーも自分が絵本の制作活動のー員として巻き込まれている感覚を芽生えさせるという意図です。この一体感が大事になってきます。
自分の夢に相手を巻き込む。
このようなビジネスこそパッションという名の熱量が1番高まるビジネスになります。
私が1番スゴイなと思ったのは、絵本というのは、子供に読み聞かせするものだから、物質としての本がどうしても必要となる点に目をつけたところです。
つまり、どんなに内容を丸見せしてしまったとしても、本という紙媒体として物質的な形を本当に欲しいお客さまならば自分の手元においておくというのです。だから、本にすれば売れるという絶対的確信があったわけです。
ある部分は見せて、ある部分は見せないというマーケティング手法が一般的な中で、正直に丸見せにして、信頼残高を貯蓄する手法は、彼の最新刊、改革のファンファーレのマーケティングでも活かされています。
彼のアメブロでは新刊の40ページをそのまま見せてしまっています。普通だったら続きはどうぞ、お買いくださいという形にするのでしょうが、続きもアメブロ以外のオンライン媒体でさらけ出していくそうです。例えば、FBとかでですね。
書籍の全内容を複数のメディア媒体、例えば、アメブロ、FB、Youtube、ツイッターなどで、部位を刻みながらも、全部公開してしまうことで、ケチな人だったら、全部断片を自分で探しに行って繋ぎ合わせて全内容を把握することになるのでしょうが、普通の感覚だったら、これら全部を寄せ集めに行くくらいなら、本一冊買ってしまえという感覚になるでしょうという予測で全方位型のマーケティングをしているのだそうです。
私たちは何かを隠していると全力が出し切れないものです。自分のすべてをさらけ出すことで、思いっきり開放されます。何よりも相手に誠実さを示すことができます。
自分に正直であることが、相手に一番誠意が伝わるマーケティングが全方位マーケティングとも言えます。
この隠れもしない逃げもしない誠実さに人は巻き込まれていくのです。
私も含めてみなさんももう一度考えて欲しいのが
自分の夢に相手を巻き込めているのか?
その為には自分の軸を一度しっかり見つめ直して欲しいのです。
10月20日(金)19時から反転授業を行います。反転授業では毎回、私の全力をさらけ出す形で講義しています。ライブ感覚でしか味わえない臨場感を出しています。全力を出し切るというコミットの下、今回はみなさんの脳の引き出しから眠っている可能性を引っ張り出してみたいと思います。
そうすることで、自分の夢に相手を巻き込んでいくあなたを創り上げて行くようにしていきます。
外国語を使うことで、巻き込める相手が日本人の枠を越えて、相手取る世界が全世界となります。
そういう西野さんの【えんとつ町のプペル】も日英表記のバイリンガル絵本です。
こうして、全方位マーケティングと多言語を組み合わせたら最強のコンテンツになります。
あとは自分の夢に他人を巻き込ませる自分を創り上げるだけです。
ぜひ反転授業に直接足を運んで、マーケティングに多言語を絡みこませる手法を手にしてください。
お待ちしています。
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