国際言語学者の溝江達英です。
いま仙台の秋保温泉に来ています。つい3日まで日光にいました。あちこち移動しています。移動の際は本を読み、読んだことをまた咀嚼し文章化したり録音したりして自分の脳に学びを染み込ませています。
読んでいる本はもちろん語学の専門書もあるのですが、それ以外に、占いの本を読んでいます。
占いと言えば、えっ!スピリチュアルと思われてしまうわけですが、あえて、自分の専門の真逆を取り込むよう日々の努力をしています。もう専門バカの時代は終わったと私は個人的に思っているからあえてそうしているのです。
私は個人差が出る現象を極限に抑えたもの=科学と定義しているので、もともと科学的で無いものは好きではないのです。ですから、占いはずっと嫌いでした。ある意味、自分の中に偏見があったのです。
ただ、占いを勉強していけば行くほど、私の無知具合が恥ずかしくなりました。占いは統計学であること。そして人間の行動パターンには圧倒的な型があることを知りました。
ビジネスコンサルタントの巨匠、神田昌典先生の著書、成功者の告白は経営者の苦悩を運命のバイオリズムに従って読み解いています。ビジネスにスピリチュアルを持ち込んだ革命的書物です。
事業が軌道に乗ったと思えば、子供が病気になったり、妻が不調になったり、家庭の影のようなものがちらつくことが小説風に描かれています。舞台化もされました。
経営者たるや光が強くなればなるほど、影が濃くなるのです。外からは順風満帆にみえようとも、ダークサイドがどこかに潜むというのです。個人的だと言うにはあまりにも経営者の多くに当てはまりすぎ、おやっと思った神田先生が典型例を小説風にまとめあげたので大変読みやすくなっています。
ここに私なりの正反合を分析してまとめてみます。
自分は生来、語学が好きで語学書はある意味、努力をしないでも読みたいから読んでしまう性質のもので、そういう本は(正)とします。
逆に、占い書やスピリチュアルのたぐいは、自分の中では専門の真逆にあるものなので(反)にあたります。
この(正)と(反)を両方ブレンドして、語学もスピリチュアルも両方が経験できる何か。例えば、神との対話という本を英語で読んでみたり、セドナに行ったりという、新しい経験を(合)として創造できれば、自己成長に結びつきます。
どうしても私たちは(反)を受け入れることに抵抗があります。
好きなものだけ自分に取り寄せることが最優先で、あえて(反)を自分に取り込もうとは忙しくて余裕すらないでしょう。
ただ、合(=アオフへーベン)を生むには絶対的、正と反の融合が必要です。
なので、今まで手を出してはいなかった領域を日々の読書に加えると嫌でも何か新しいことがひらめいて、絶対的自己成長につながります。
私は直感肌ですので。。。という自己定義をしている人は、どうぞ論理的な分野に手を出すのがいいでしょうね。
逆に家でなんでもできる人は、あえて、外に行くのがいいですね。 私も別に秋保温泉まで行く必要もなかったのですが、引きこもりを避けるために重い腰をあげて仙台まで移動しました。その結果、いろんなヒラメキがまた生まれました。
本屋さんをグルっと回って、普段なら買わないなっていう本を立ち読みしてみるところからはじめてください。
自分の中の拒否反応やざわざわ感こそが、自分の脳内の異物混入を認めた瞬間であり、頭が良くなっている生成過程です。
正反合プロセスを通じて脳にビシバシ刺激を与え、自分をどんどんオリジナル化していきましょう。そうすることでいろいろなリミッティングビリーフが氷解していきます。
知識の正反合を今日から心がけていきましょう!
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