先日私の知り合いの女の子が神妙な面持ちで私に相談してきました。
「ねえねえ、ちょっとホントに気持ち悪いことがあったんだよね。。」
と。
そこから話を聞いていったら、なんとその女の子が「下着ドロボウ」にあってしまったということなのです。
お気に入りの可愛い下着をベランダに干していたら、その日の深夜から明け方にかけて誰かが敷地内に侵入しその下着をかけていた物干しごと丸ごと盗んでいったとのことです。
(なんてダイナミックな下着ドロボウだと思いました)
私は状況を聞いて、その気持ちに共感し安心させながら、まずは近くの警察に事情を説明することを勧めて他にも幾つか考えられうる対応策を話しました。
そして少しは落ち着いたようでよかったですが、
「本当に気持ち悪い」
「寒気がする」
「怖い」
と言っていたその彼女がとてもかわいそうでした。
そこで私は考えました。
なぜこのような事件が世の中には起こるのだろうか?と。
結論から言えば、
「欲求不満」
からこうした事件は起こります。
過去、そして現在の日常生活で何かしらの欲求不満があった場合、人はそのぽっかり空いた欲求の穴を満たすためにそこに注ぐ何かしらの特定の行動を取ります。
そしてそれが人によっては下着ドロボウや痴漢といった行為に走ってしまうのです。
我慢や抑圧が多いほど、そこにはそれに反発するエネルギーが発生します。
そしてそれを長年抑えつければつけるほど、そのエネルギーは増幅し歪み出しが生じいずれどこかで爆発します。
典型的な例は、学生時代から勉強だけに励み優等生街道を突っ走り官僚になった人がそうした事件を起こすなどです。
これは別にこうした事件だけでなく、普段の怒りや不満といった感情についても言えることです。
普段の人間関係の中で感情的に我慢することが多ければ多いほど、いずれひずみが生じどこかで爆発します。
家族間、特に夫婦間や親子間でこうしたことは特に起きやすいです。
近しいところにいる人ほど、気が抜けてしまい相手への配慮が抜けてしまうので意識を向けることが大切です。
そして定期的にその感情を解放させてあげたり、しっかりと相手と向き合い本音でコミュニケーションを取ることが良好な人間関係を続けるための秘訣です。
話は戻りますが、私はその下着ドロボウの心境を考えてみました。
なぜ、そのような下着を盗むという行為をしてしまったのか、と。
…
きっと普段の日常生活の中で、たくさんの我慢や抑圧などがあるのだと感じました。
別にそれは性欲だけでなく、例えば普段の仕事場や家族間といった人間関係においてもたくさんの感情の抑圧があったのではないかと思います。
「本当は自分はこう思っている、でも言えない」
「本当は自分がこうしたことがしたい、でもできない」
と自分の本音を押し殺し周りの目を気にして自分が生きたい本音の人生をきっと送れていないのだと思います。
様々な欲求不満で体内が充満し、そして感情の解放ができていないのだと感じました。
そう考えると、その下着ドロボウもかわいそうだと感じます。
きっと普段の日常生活の中で、たくさんつらいことや苦しいことがあって、その場の短期的な衝動に負けてそのような行為に走ってしまったのかもしれません。
真実はわかりません。
なぜなら私はその人物と会っていないですし、あくまでもこれは私の予測でしかないからです。
ですが世の中には、こうした
『感情を抑圧している人(感情の解放ができていない人)』
というのは想像以上に多いと感じています。
本当はこうしたことがしたい
本当はこう思っている
本当はこう言いたい
本当はこんな人生を送りたい
でも、
そんなこと思ってはダメだ
そんなことしてはいけない
自分が自由な人生なんて送れるはずがない
と、自分で自分に制限をかけてそこに蓋をし本音で生きれていない人は本当に多いと感じています。
これはある意味、日本の学校教育や社会や会社の風潮がそのような現象に拍車をかけていると感じています。
幼少期の頃から親や学校から
「これをやってはダメ、いけない」
と何度も何度も言われ脳内に刷り込まれそれによって可能性を制限されている人があまりにも多いと感じています。
私も昔は、自分の本音や感情を表に出すことができない人間でした。
小さい時から自分の感情を押し殺し、常に親や周りの目を気にして生きてきました。
ですがそんな人生を送っている時は、正直幸せではありませんでした。
常に自分の感情を押し潰して生きているということは、想像以上につらいです。
本当に苦しくて、こたえます。
そんな自分を押し殺す人生を長年送ってきたので、私はそうして苦しんでいる人の気持ちはかなりわかります。
だからこそ、そうした人には本当に自由になってほしいと思っています。
周りの目や意見を気にして他人のための人生を生きるのではなく、
自分の本当の心の声を気にして自分のための人生を生きてほしいのです。
自分の人生の選択権を他人に渡さないでほしいです。
他人というのは、親も含まれます。
親がこう言っているから、自分の人生の選択を変えるというのはそれは親の人生を送っているということです。
あなたは、あなたの人生を送るべきです。
あなたが心の底から感じる本気で生きたい人生を生きるべきです。
そしてそのための新しい行動の選択をするべきです。
私がなぜ、コピーライターのコンテンツのステージ1の最後で、
『感情の解放』
というコンテンツを提供しているのかにも、深く、重要な理由があります。
それは言葉の力で人を動かすコピーライティングをマスターするだけではなく、
もっと深い意味で、あなたが本当に送りたかった理想の人生を手に入れていただくためにも最も重要な概念だからです。
もしまだその音声を聞いていない人はぜひこの機会に一度聞いてみてください。
そしてすでに聞いたことがあるという人もまたこの機会に復習も兼ねて再度聞いてみてください。
きっと今まででは得られなかった、あなたをさらなる成長へと導く新しい気づきや発見があると思います。
それと知り合いの女の子の下着を丸々ごっそりパクっていったその下着ドロボウ。
感情を抑圧しすぎて歪みが生じ、その感情の解放の仕方を完全に履き違えた良い例です。
このメールを今読んでいる女性のあなたも本当に気をつけてくださいね。
上村
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