『20×3の法則』
を知っていますか?
20%のお金持ちは
20%の底辺の人間と
20年以内に入れ替わる
と言われている法則です。
しかしこの考えは、もはや古臭いと思っています。
現代社会では
50%のお金持ちは
50%の底辺の人間と
1年以内に入れ替わる
そんなスピードの速い時代だと思っています。
明確なゴールを持ち正しい努力をして入れば一発逆転できるチャンスが昔の何十倍にも増えたと思っています。
そして、それはやはりインターネットの存在です。
例えば、2016年の10月くらいにも日本の無名ミュージシャンのピコ太郎さんが世界的ミュージシャンでもあるジャスティン・ビーバーさんが気に入ってツイッターから拡散されました。
ピコ太郎のパイナッポーペン
ビルボード全米チャートにもランクインして
「世界一短いビルボート100入りの曲」
としてギネス認定までされました。
Youtubeとツイッターというネットの産物から生まれた20年前には考えられない現象です。
本当に面白いですし、チャンスが増えたことは間違いないと思います。
「いやいや上村さん、そんなの一部だけの話でしょ?私には関係ないですよ」
という意見もあると思いますがそれはその通りだと思います。
確かに、成功の恩恵を受けられるのは一部の人だけだと思います。
ただし、この成功の『確率』をあげることは誰にでもできます。
成功の確率をあげるためには大きくは3つの方法があります。
1:情報を外に発信すること
いくら良いアイデアがあってもいくら才能があっても
それを外に出さなければ永遠に誰にも知られることはありません。
批判を恐れて動かなければ何も始まりません。
まず言葉で周りに宣言することでそれに沿ったチャンスが自分の元に舞い込むようになります。
事実、私の近くで学んでいる人はまず最初に
「私はコピーライターです!」
と周りに宣言することでどんどんとクライアントを獲得しコピーの仕事を受注して人生を切り開いています。
私はことあるごとに何度も言っていますが、
「この世の中は言ったもの勝ち」
です。
さらに言えば
「やったもの勝ち」
です。
人生で突き抜けた成果を出し偉大になりたいのであれば、周りを気にせず自分が望んだ世界に向かってどんどんと突き進むべきです。
それが結果的に周りの人を幸せにすることにもつながります。
2:ゴールを明確にすること
多くの人はゴールがありそうでありません。
例えば、
1年後に、何の仕事でいくらの収入を得たいですか?
1年後に、誰とどこに住んでいたいですか?
1年後に、どんな性格になっていたいですか?
1年後に、どんな風に社会と関わっていたいですか?
1年後に、どんなライフスタイルを送っていたいですか?
と質問されて、パッと答えられる人はあまり多く無いと思います。
他人が成功しているからという理由で
「何をするか?」
ばかりに気を取られて
「どこに向かうのか?」
というゴールが明確でない人が多いです。
「忙しくてそんな事を考えている暇はない!」
という人もいるかもしれませんが今ゴールを決めておかないと永遠に忙しいままになってしまいます。
あとこれに関連する話で私はよく
「それは何のためにやるんですか?」
「その目的は何ですか?」
と人に質問をすることがありますがこれもこのゴールに関わる話です。
何か特定のものに携わっているといつしかその手段が目的になってしまっている人もいます。
よくある例はビジネスに従事し過ぎて恋人や家族に意識を向けることが疎かになり周りの人間関係がおかしくなる例です。
家族や恋人を幸せにするためにビジネスに挑戦したのにいつしかそのお金を稼ぐことが人生の最大の目的に変わってしまって本当に大切なものを見失ってしまっている人も稀にいます。
また具体的に、
”何のために”
今その行動を取っているのかが明確に認識せずにただ誰から言われたからという理由だけで時間を無駄にしてしまっている人もいます。
(私も過去そうでした)
これは本当にもったいないことです。
時間は有限なので、あなたが普段取る行動の目的を1つ1つ明確にする意識を持つと良いと思います。
『目的思考』
この思考法を身につけると人生で無駄な時間がなくなっていきどんどんとあなたが求めているゴールに到達しやすくなります。
もしあなたがこれまであまり意識していなかったのであればぜひ今まで以上に意識してみてください。
(あとこの目的思考を身につけるとコーチングのスキルも上がり、つまりコミュニケーション能力が上がり人から「この人はできる人だ」と思われて一目置かれるようになります)
3:自分のリソースにマッチさせる
例えば、上記の「1年後」の質問に答えられたとします。
しかし多くの人は
- 目標が大きすぎて何をして良いかわからない
- 目標が小さすぎてパッションがわかない
のどちらかに陥りやすいです。
個人的にはゴールは3階段にわけると良いと思っているのですが
- ビッグな妄想の中に
- 3年後の中期的なゴールを作り
- それを叶えるための1年後の現実的なゴール
の3ステップがあると情熱をキープした状態で1つずつ階段を上がることができます。
しかし的確なゴールを設定してもそれでも「叶わない」場合もあります。
それは自分のリソース、つまり
『長所や短所や才能など』
にマッチしていない時です。
簡単に言えば、
「自分には向いてない」
ことをやり続けることです。
「努力しているのに成功できない」
という人は、たいていは目指すゴールと自分のリソースの相性が悪い場合が多いです。
ですので、ゴール作りと同じくらい自己分析してリソースを見つけることは大事になります。
自分のリソースを探すのは最初はかなり難しいです。
「自分なんかにできることはない」
「私は普通以下だし」
と思ってしまうかもしれません。
そういう場合は、他人に聞くことです。
- 自分が尊敬する人
- 自分より前を走っている人
- 自分をよく知っている人(家族や古い友人など)
に聞くと、意外と自分では気づかない
「あれ、自分にはこんな才能があったんだ」
と思うことがよくあります。
ちなみに、私はコピーライティングのスキルがあるとは今まで全く思ってなかったのですがメンターにある時
「上村さんコピーの才能ありますね」
という一言を言われてハッと気付きました。
数字や結果が出れば才能に気付きやすいのですがまだ結果が出ていないときは自分では気づきにくいです。
そもそも才能とは
「自分では普通だと思っている」
ことが多いです。
もしかしたら
「自分では苦手だと思っている」
こともあると思います。
ですが他の人からみたら
「すごい」
「努力している」
と思われます。
ちなみに私はコピーを書くことがむしろ苦手だと思っていたのですが他の人から言わせると
「よくそんな文章を書けますね」
「コピーうまいですね」
「相当な努力をしていますね」
と評価されることがありそこで
「もしかしたら才能があるのかも?」
と思うようになりました。
つまり才能は自分では気付きにくいという性質があるのです。
ですので、
- 自分が尊敬する人
- 自分より前を走っている人
- 自分をよく知っている人(家族や古い友人など)
こういう人たちに聞くのが一番てっとり早いです。
そして
- ビッグな妄想の中に
- 3年後の中期的なゴールを作り
- それを叶えるための1年後の現実的なゴール
この三段ロケットのゴール作りをしてみてください。
1回でビッグなゴールを達成しようと思うから苦しいのです。
最初の話に戻りますが、
50%の金持ちは
50%の底辺の人間と
1年以内に入れ替わる
こんなスピードの早い時代に私たちは生きています。
今日、お話したことは「当たり前」のことかもしれません。
しかし、こういう時代こそ、
「当たり前のことを当たり前にやる」
そんな人だけが勝ち組になれると確信しています。
上村
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