あなたを定義するものは、なんだと思いますか?
例えば、私は白石達也です。
が、
白石達也=私ではないです。
名前はいくらでも変更することができるからです。
白石ワタルという名前で役所に変更届を提出すれば、白石ワタル=私になります。
つまり名前が自分を定義するものではありません。
それでは、肉体や顔でしょうか。
それも違うと思います。
整形したら自分ではなくなるかといえばそうではないからです。
精神転移という技術もこれから開発されるそうです。
自分の精神をサーバーにアップして若い体に乗り換える技術です。
これを使った時に、私は、肉体を指すのではなく、精神を指すことがわかると思います。
よく、漫画で、男と女がぶつかって、性格が入れ替わってしまったみたいな設定のストーリーがありますが、女に変わってしまったから、私=女にならず気持ちは男のままで、暮らします。
つまり肉体=自分でもありません。
では、私とはなんなのでしょうか。
私とは、記憶だと思います。
そして今まで自分が経験したり体験してきた中で、その中で自分が安全に生きることができるベストな選択肢をとる傾向が『性格』なのだと思います。
つまりあなたの人格も、結局のところオリジナルでもなんでもなく、ただそういう環境に育ったから、そういった人格になったのだと思います。
なにが言いたいのかということですが
環境に応じてプログラミングされたのが人格なわけだから
あなた=人格
ですらないということです。
あなたがあなたの名前ではないように
あなたがあなたの肉体ではないように
あなたはあなたの人格ではないのです。
あなたに名前が付けられたように
あなたに人格が付けられたのだと考えてみてください。
おにぎりは、海苔とご飯をぺりぺり剥がすことができます。
ご飯と海苔は別物です。
海苔=ご飯ではありません。
名前も、あなたというごはんに付けられた海苔だと考えてみてください。
名前は変えることができますよね。
それと同じように、あなたの人格や性格も海苔と同じように剥がすことができるもので、海苔=ごはんではない。人格=あなたではない。
そのように考えてみてください。
あなたがあなたであるのはあなたがあなたの知識経験環境から最も効果的にサバイバルすることができるものだという選択に過ぎないと考えてみてください。
なのであなたは新しい、知識経験環境に遭遇すれば、あなたの性格はアップデートされます。
日本で育った子供とアメリカで育った子供は全然違う性格になります。
それは、環境が全然違うので最適化される性格が違うからです。
大事なことは、あなたの環境は、広大な地球上でそのごくごくごくごくごく一部しか経験していないからです。
人によっては、社会ではなく、家族で形づくられた人格を、それが私だと思い込みそこから動かないことがあります。
家族で適応できた人格が、社会で適応できるとは限りません。10年前には適応できた人格が今の世の中で適応できるとも限りません。
武士とサラリーマンも全然性格が違います。
サバイバルさせるのに最適化される環境が違うからです。
いってしまえば、今時代の環境はめまぐるしく日進月歩で変化しているので、この変化に対応するためには、人格をコロコロ変えていかなければ豊かに生きていくことはできません。
では、どうすればいいのか。
プロローグを聞いて卒業してください。
そこにすべての答えがあります。
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